純粋な西洋由来のマッサージを行う方はマッサージオイルやパウダーを使用します。

素肌に直接手を当て揉んだり圧したり擦ったりするので、オイルやパウダーといった滑剤が必要になってきます。

 

皮膚は意外と弱く、圧を加えず数回指で擦るだけで赤くなってきます。

皮膚の細胞が死んで最表面でアカとなりますが、それも外部から身をまもってくれます。

聞いた話ですが、ある点にセロハンテープで貼って剥がしてを10回繰り返すと、たちまち炎症が起き赤くなるそうです。防御が解かれた状態です。

ですからマッサージにはオイルやパウダーを使うのは当然で、そうしないとたちまち真っ赤になります。

マッサージ用品専門店で購入すると、量も多く高額になってしまいますので、一般家庭でセルフケアを行う最は100円ショップのベビーオイルやベビーパウダーで充分こと足ります。

オイルを使わないあん摩や指圧の場合、布を介在することがほとんどですが、集中して連続して同じポイントへ揉捏や圧迫を繰り返すと、中で皮膚が赤くなってしまうので、集中して施術をする場合は、これらの事情を理解していただくことが大事です。

「えらく肩の上が凝っているから、そこだけ集中してやってください」という話になった場合は、必ず赤くなりますので注意願いたいです。

セルフケアで施術を行う場合は一つの場所に対し3回を目安にやるといいですね。

では体を大事に!